弁護士が運営している退職代行は、安心感があります。
特に大手弁護士事務所であれば、信頼度も高いのではないでしょうか。
本記事では、労働問題に強い弁護士が在籍する「アディーレ法律事務所」の退職代行について紹介します。
弁護士が行う退職代行に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでわかること
- アディーレ法律事務所の評判
- アディーレ法律事務所のメリット・デメリット
- アディーレ法律事務所の費用
アディーレ法律事務所の概要
サービス名 | アディーレ法律事務所 |
運営会社 | 弁護士法人アディーレ法律事務所 |
利用料金 | 退職代行プラン:一律77,000円(税込) |
支払い方法 | 銀行振り込み |
連絡方法 | 電話、メール |
無料相談 | あり |
公式サイト | アディーレ法律事務所の公式サイト |
アディーレ法律事務所は、東京都豊島区にある弁護士事務所です。
全国に60以上(2021年1月時点)の拠点を持つ日本最大級の法律事務所で、153人もの弁護士が在籍。
労働問題に強い弁護士が多数いるので、退職代行に関する知識や実績も豊富です。
アディーレ法律事務所のメリット
ここでは、アディーレ法律事務所のメリットを紹介します。
自分が納得できる退職代行サービスを知るために、メリットを確認しておきましょう。
アディーレ法律事務所のメリット
- 直接会って相談ができる
- 労働問題に強い弁護士が対応
アディーレ法律事務所のメリット①直接会って相談ができる
アディーレ法律事務所は全国各地に拠点があり、その数は60以上。
住んでいる地域の近くで相談しやすく、直接会って退職代行の依頼をすることができます。
地方にいる方でも、直接会って相談できるのは魅力的です。
またアディーレ法律事務所の支店には、以下の設備が完備されています。
- 無料駐車場サービス
- キッズスペース
車での来所がしやすく、お子様連れの方でも退職代行の相談がスムーズに行えます。
また、退職代行に関する相談は何度でも無料なので、納得いくまで相談できる点も安心です。
アディーレ法律事務所のメリット②労働問題に強い弁護士が対応
アディーレ法律事務所では、労働問題に強い弁護士が退職代行を行ってくれます。
弁護士事務所が行っている退職代行では、依頼人の代理人として退職の手続きを代行するほか、会社側と交渉することが可能です。
アディーレ法律事務所においても、以下のようなトラブルに対応可能。
- 残業代の未払い問題
- 不当解雇問題
- 退職金の支払い請求
- 未払いの給与請求
多くの労働問題を取り扱ってきた弁護士が解決してくれます。
また、会社側から損害賠償請求された際にも、アディーレ法律事務所では交渉が可能です。
アディーレ法律事務所のデメリット
アディーレ法律事務所にはメリットがある一方で、デメリットもあります。
ここでは、アディーレ法律事務所のデメリットについて解説します。
アディーレ法律事務所のデメリット
- 24時間対応ではないため即日対応の依頼は難しい
- 退職代行費用が高い
- 過去に景品表示法違反で罰則を受けている
アディーレ法律事務所のデメリット①24時間対応ではないため即日対応の依頼は難しい
アディーレ法律事務所は、民間の退職代行業者のように24時間対応はできません。
そのため、即日対応は難しいケースが多いでしょう。
退職代行業者の中には、メールやLINE、電話での相談は24時間対応というところも多く、スピーディーな対応が期待できます。
一方、アディーレ法律事務所の電話での受付時間は、以下のとおりです。
- 朝9時~夜10時(土日祝も受付)
この時間以外は対応できないので、「とにかくすぐに辞めたい!」「すぐに退職代行してほしい!」とスピード感を求める方には向いていないでしょう。
アディーレ法律事務所のデメリット➁退職代行費用が高い
アディーレ法律事務所の退職代行費用は77,000円(税込み)と、他の退職代行に比べるとかなり高額です。
また、他の弁護士事務所が運営している退職代行と比較しても、高めの値段設定となっています。
退職代行の相場は、以下のとおりです。
- 弁護士事務所ではない退職代行:3万円程度
- 弁護士事務所が行う退職代行:5万円程度
この相場からもわかるとおり、アディーレ法律事務所の費用は高額であると言えるでしょう。
また、支払いに関しては「銀行振込みのみ」の対応で、クレジットカード払いはできません。
すぐに支払える手持ちのお金がなければサービスを利用できないので、お金に余裕がない人は利用しにくいでしょう。
アディーレ法律事務所のデメリット③過去に景品表示法違反で罰則を受けている
アディーレ法律事務所は大手弁護士事務所で知名度がありますが、2017年に景品表示法違反で罰則を受けています。
アディーレ法律事務所では、過払い金の返還サービスをCMなどで積極的にPRしていました。
着手金無料や割引を「今だけの期間限定」などといい、キャンペーンを展開。
しかし、実際には約5年間にわたって継続していたことが発覚しました。
これが「景品表示法違反」にあたるとして、東京弁護士会から2ヶ月間の業務停止処分を受けた経験があります。
また、元代表社員の石丸幸人弁護士は、業務停止3ヶ月の懲戒処分となりました。
アディーレ法律事務所の費用
アディーレ法律事務所の費用は、以下のとおりです。
一律料金:77,000円(税込)
退職代行費用に追加料金は一切なし。
何度でも相談無料で、退職時までサポートしてくれます。
もしも退職できなかった場合には、退職代行費用の全額返金保証もあります。
1つ注意しておきたいのは、この費用は退職代行費用のみであるということ。
- 退職時に会社からの損害賠償請求されるなど、法的トラブルの対応をする場合
- 退職代行に加えて残業代や未払い給与、退職金などを請求する場合
このような場合には、退職代行の基本費用77,000円とは別に別途費用が発生するので注意してください。
残業代や退職金を請求した場合には、相談・着手金は無料で成功報酬制となるので、回収できた残業代・退職金の中から弁護士費用を支払うことになります。
アディーレ法律事務所の評判・口コミ
ここでは、アディーレ法律事務所の評判・口コミを紹介します。
実際に利用した方の口コミをチェックすると、そのサービスの良し悪しがよくわかるでしょう。
※現在、アディーレ法律事務所の退職代行に関する口コミは見つけることができませんでした。
口コミを見つけ次第、更新します。
アディーレ法律事務所の良い評判・口コミ
TwitterなどのSNSやインターネット上には、アディーレ法律事務所の良い口コミを発見することができませんでした。
債務整理などの口コミはTwitterや知恵袋に投稿されていましたが、退職代行に関する口コミは見当たりません。
アディーレ法律事務所の悪い評判・口コミ
悪い口コミも見つけることができませんでした。
これだけ口コミ数が少ないと、アディーレ法律事務所の退職代行を利用している人はほとんどいないのか…と疑問に感じてしまいます。
アディーレ法律事務所のよくある質問
アディーレ法律事務所のよくある質問
- 弁護士に依頼しても退職できないことはある?
- タイムカードなどの証拠がなくても、残業代の請求は退職時にできる?
- 会社から訴えられることはない?
弁護士に依頼しても退職できないことはある?
雇用契約には、以下の2種類があります。
- 期間の定めない雇用契約
- 期間の定める雇用契約
期間の定めない雇用契約に関しては、弁護士による退職の意思表示を行った後、一定期間が経過すれば、必ず退職することができるようになっています。
そのため、弁護士が会社に退職の意思表示を行って即時の退職を申し入れた場合には、ほとんどの会社では退職に合意してくれるでしょう。
また、期間の定める雇用契約に関しても、弁護士が会社と交渉することで即時の退職に同意する会社が大半です。
タイムカードなどの証拠がなくても、残業代の請求は退職時にできる?
タイムカードなどの証拠がなくても、弁護士が会社にタイムカードなどの労働時間が分かる資料の開示を求めれば、会社から任意の開示を受けられます。
そのため、依頼者が証拠を持っていない場合でも残業代の請求は可能でしょう。
会社から訴えられることはない?
退職代行を弁護士に依頼した場合、会社から訴えられるということはほとんどありません。
依頼者が会社から訴えられることなく、早期に退職できるように、弁護士が会社とスムーズに交渉してくれます。
アディーレ法律事務所のまとめ
本記事では、アディーレ法律事務所のメリット・デメリットや費用などを解説しました。
アディーレ法律事務所の退職代行には口コミが少なく、また料金が高額であることから、決しておすすめできるとは言えません。
退職代行を検討する際には、複数のサービスを比較した上で判断してください。